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タグ:天皇の金塊

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高橋五郎が書いたというよりも、どこかの組織に情報を与えられて書くように指示された、が「正しいんだろうな。その組織とはもちろん、悪魔崇拝ナショナリスト・イルミナティ(トランプ陣営、シオニスト)であろう。

高橋五郎「天皇の金塊」(2008年5月1日)。

読者の感想。
https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%81%AE%E9%87%91%E5%A1%8A-%E9%AB%98%E6%A9%8B-%E4%BA%94%E9%83%8E/dp/4054036007

Kindleのお客様
様々考えさせる・・・
2017年8月31日に日本でレビュー済み
高橋五郎さん共著の別の本を読んでから、興味を持っていたため購入しました。内容が正しいかどうか確かめようもないのですが、ただ、ある種の疑問の答えがあるような気もします。人生経験がまだ少ない未成年の方や、世の中にさほど疑問を持っていらっしゃらない方、あまり面倒なことなどお考えになりたくないお年寄りの方などにはおすすめできない本だと思います。ただ、興味深い内容の本なのは間違いありません。これらの情報をご参考になさって、ご購入なさるかどうかご決定ください。

Customer
戦後日本の高度経済成長を支えた財源
2020年3月10日に日本でレビュー済み
今まで不思議に思っていた、戦後日本の高度経済成長を支えた財源はこれだったのかと驚きました。しかし、これは財源というよりも悪銭に近いのではないかという気はします。また、世界の金(ゴールド)って実はこんなに大量にあるものなんですね。今の金の取引価格って実体よりも随分高値なんじゃないかと思ってしまいます。

鳴門のエーちゃん
老婆心をくすぐられる面白さ
2019年3月23日に日本でレビュー済み
目から鱗を通り越して、目が点。その筋の人によると7割が正しいらしい。

m91
日本中どこの図書館にいっても真実はないという意味が
2020年11月21日に日本でレビュー済み
この本と高橋さんという人を知れたことに感謝します。本当のことを知らないほうが良かったかもなど考えることもあるが、やはり調べるほどこの本や高橋さんの言葉に嘘はないと感じました。もう少し早く出会いたかった。

Amazon Customer
繰り返し読んでいます。
2018年11月5日に日本でレビュー済み
戦中、戦後の歴史を調べるのに欠かせない重要な資料として繰り返し読んでいます。

いい本を読みたい
【国民必読】 自民党政治家と官僚が読まれたくない本
2016年9月23日に日本でレビュー済み
この本の再編集版として出されている「ゴールデン・リリーの謎」があるが、その本で削除されている内容が、この本にはある。そして削除された部分は、国民が知ったら、自民党と官僚は締め上げられる内容。必読であり、広く国民に知らされるべき内容だ。この本をいきなり読んだ人は、チンプンカンプンの内容だろう。しかし、予備知識がある人が読めば、納得できる内容ばかり。この本が書かれた頃より、現在はネットでの情報共有や拡散が早い。そういう拡散する人々がこの本の情報に触れれば、日本は確実に変わっていく気がする。

現在の表の世界としての問題として、堤未果氏、三橋貴明氏、高橋洋一氏、矢部宏治氏、春名幹男氏などの書籍で知り、裏の世界の情報として、高橋五郎氏、渡部悌治氏、太田龍氏、鬼塚英昭氏、ベンジャミン・フルフォード氏などの書籍を読めば、かなり世界がクリアに見えてくると思う。

中央銀行と金の組み合わせ、それを一つの権力構造体が支配する、これが今の世界をおかしくしていることを痛感する。是非読まれることをお勧めしたい。

toro
とても気に入った
2017年9月30日に日本でレビュー済み
知りたい情報が入っており、気に入りました。ありがとうございました。

馬頭観音
M資金というのは知っていたが、よくは知らなかったが、これを読んで大体の見当は付いた
2014年3月11日に日本でレビュー済み
読みづらい本である。ただ、戦争と言うものは闇の勢力が仕掛け人で巨利を得るのが目的というのは、あっちこっちから情報が入ってくるし、おおよその見当はついていたが、やっぱりか、と思った次第。
先般の大戦で日本は戦地になったアジアの財宝を略奪して、天皇名義で集められて、あちこちに埋蔵してあるらしい。それを戦後、政治家や銀行関係のトップが使って、悪いことにも使われているし、日本の復興にも使われたようだ。沖縄返還はまあいうとこの資金で買い取ったものらしい。北方四島もゴルビーに金を渡して返還されることになっていたらしいが、ゴルビーが失脚してうやむやになっているらしい。田中角栄の話しも出てくるが、ロッキード事件でつかまったのだが、そんな鼻糞みたいな金のことでなく、巨額のM資金に絡んでのことらしい。金丸信の家の縁の下から出てきた金塊はこれの関係かな?M資金のMは何の略かとおもっていたが、ミカドのMなのかな。埋蔵金のMかな?

重田正美
戦後のなぞのいくつかがつながった!
2013年8月30日に日本でレビュー済み
「百合ゴールド」については、いくらかの知識があたっが、田中首相との関係、社会福祉協議会と田中の関係は新鮮だった。小野が寛郎氏についても、なるほどだったが、また謎のひとつが解けてきた。ここに、鬼塚氏の「てんのうはん」がどういう風に関係するのかが、今の興味だ。


本当に隠し金塊があるのかないのか分かりませんが、私は信じたい。
2015年10月12日に日本でレビュー済み
日本は天皇の金塊があるから、こんなに借金国なのに盛っているのか・・・?!とか思っちゃいました。

ピピ
なるほどとうなずいてしまう
2008年7月11日に日本でレビュー済み
題名から、「えっ!日本の隠し財宝?」てトレジャーハンティングか!と思いきや全く別物である。ある程度経済の知識が必要かなと思った。フィリピンの山下財宝、日本の銀行設立の裏、ロッキード事件を別角度で見る、2度の世界大戦の金の動き等、本当か!?といわせる内容だ。ある意味一種の陰謀説と見る人もいるだろうが、おおよそ事実ではなかろうか。表のニュースだけでは読み解けないものも、本書を読んだ後は何となく裏が見えてきた。安倍元総理の突然の退陣劇も使ってはいけない資金(贈収賄ではない)に手を出し、責任をとらされたというのが真相。単なる神経衰弱ではないと思ったが。もし世界大戦が起こった理由が本書どおりだとしたら、非常に恐ろしく思う。

ペルフェクト
全部与太話
2017年6月21日に日本でレビュー済み
ホラ吹きの書いたフィクション。最初から小説(フィクション)として出版していればまだしも、ノンフィクションとか舐めてんのか。またたとえ小説として出版していたとしても、文章構成がメチャクチャで読み辛いことこの上なく、作り話にしても全く面白くないので、駄作の部類に入る。ホラ吹きの書いたフィクションのわかり易い例…単行本のp182に「~16世紀に渡来した宣教師ザビエルに始まり、17世紀戦国時代の実力者織田信長や在日キリスト布教師たちの本陣イエズス会、カソリックの総本山バチカンなどを支援する資金(ファンド)は古来、ロスチャイルド家系の"お布施"で賄われたもの(以下略)~」とあるが、ロスチャイルド家は18世紀後半にマイアー・アムシェル・ロートシルトが宮廷ユダヤ人になるまでは、フランクフルト・ゲットーに押し込められていたので、古来よりバチカンを支援してきたなんて大嘘。とにかく全編こんな感じ。シーグレーブとかいうマイナーなアメリカ人作家の真偽不明な主張が事実だという前提で、その受け売りと、プラス高橋自身の妄想を延々書いてるだけ。怪しい資料写真もいくつかあるが、それが本物である証拠はどこにもない。時系列がメチャクチャで、何が何にどう繋がるのか全く説明できていない。全て断定口調だが根拠も証拠も整合性何もなく全て高橋の独断と偏見による自説であり説得力ゼロ。これを信じろというのが無理。よくもこんな説得力ゼロの与太話の寄せ集めを本にしたものだ。こんなもん信じてしまう人たちは振り込め詐欺の被害に遭う可能性を真剣に考えたほうがいい。

鮫島寛行
天皇は世界のために自分の財産を拠出している!
2013年1月28日に日本でレビュー済み
一体総額でいくらの金塊があるのか分かる日が、いつかは来るのかなぁと思ってしまいました。

akrtmd
戦争とは略奪なり
2014年12月27日に日本でレビュー済み
第2次世界大戦で日本軍には侵略したアジアの国々から金を強奪する専門部隊が居たという。この金の百合部隊は膨大な金を集めて日本に搬送する一方、フィリピンの175カ所に隠匿したという。この天皇の金とも呼ばれた埋蔵金塊は掘り出されることなく莫大な金融証券の担保となり戦争双方国の資金として利用されたという。信用経済とは無から有を生み出す金融詐欺である。戦争も経済的な利潤を求めて行う談合である。明治維新も薩長による倒幕と理解されているが、実際は英仏の日本植民地化戦争である。英仏両者を資金面で支援していたのはロスチャイルドである。日露戦争も双方に財政支援したのはロスチャイルドである。日本は表の戦争では負けたが裏の金融の収支では大幅な黒字であったという。この著者のレトリックは真実か虚偽か。時代の考証を待ちたい。
 
0084230
教養として
2008年7月30日に日本でレビュー済み
一般教養として読んで欲しい本。内容は”正しい”と感じますが、規模が大きすぎて判別しようがない。
バランスを崩した方が読むと、興奮するかもしれません。また、正しければ正しいほど、システムが崩壊しない限り、世界に普及しづらいと感じます。ロスチャイルド家の歴史や、中央銀行の現実の概要を知っている方なら、直感的に頷ける内容では?世界の大事件は全て、お金、つまり中央銀行、各国の金融資本家の大構想の中で起こっていることを再確認できます。

なぶ
学研だからこそ出版できた
2010年3月6日に日本でレビュー済み
学研=ムーかよと、「胡散くせぇ」と感じる方が多いでしょう。しかし高橋先生御自身が最初からそれを判っていて、学研から出版すると決めていたと後で知りました。重要な人物は「ある人」とかイニシャルで書かれておりますが、名前を出すと命に関わるのでしょうか。NASAが衛星からの解析で本当にフィリピンの山奥に金塊があるか判明できると思いますが、トップシークレットなので公表はしないでしょう(笑)。2012年までに予備知識として読んでおくと良いと思います。

お客様
文章が…
2009年12月23日に日本でレビュー済み
内容は面白のだが、文章が下手で、構成もむちゃくちゃなので、読むのが疲れる。それにもう少し資料とかも用意しないと、ただ単に作者の類推にしか思われないのではなかろうか。

菊地健司
むちゃくちゃ
2013年7月8日に日本でレビュー済み
似たようなタイトルの本を買い込んで積んでおいたのを、今日披いた。たまたま開いたのが311頁で、三上照夫の名前が目に入った。同じ作者の『天皇奇譚』に出てきたが、天皇の国師というだけで内容がなく、実像が全くつかめなかった人である。その後、たまたま三上照夫について書いた原稿を読んで少しわかった。そこでこの本を読んでみると、「三上照夫は文学博士、経済学博士で東大・京大・大阪大教授を歴任し・・・」とある。むろん、大学を出ていたら誰でもわかる真っ赤な大嘘である。これで感じたが、著者高橋五郎氏は私立大学すら出ていないのであろう(私立大学がすべて官立より低いという意味ではない)。官立大学の世界ではありえないことを平然と並べるこの書き方から、著者の心象を感じたのである。
『天皇奇譚』にはそんなことは書いていないから、訳の分らないうちに読んでしまったが、本著を書く段階で迷いが生じて、つい蛇足を加えたのであろうが、学歴や肩書など真の問題ではないことを悟っていない人物の著書ということだけがわかった段階で読むのをやめた。
学研にお願いしたいのは、今日ではアホでもわかる学歴・肩書の詐称は、たとい登場人物にせよ、やめてもらいたい。学歴詐称は、公職なら失格ですよ。学研も共犯だから、せめて本人だけでも経歴の洗い直しをして読者に詫びてもらいたい。



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天皇と黄金ファンド。古代から現代に続く日本國體の根本/落合 莞爾

カスタマー
従来の歴史観とは異なりますが、組み立ては抜群です。
2018年10月21日に日本でレビュー済み

歴史の欠落したピースを『歴史的相似象』を用いて推測した新しい歴史仮説観を提示しています。従いまして、『少し無理があるかな』という部分もありますが、全体としてまとまっています。特に『大兄』(皇子の宮+御名入部+伴造)の称号は黄金管理担当の皇族であるという推論は素晴らしい情報です。『欠史八代』に対する鳥越憲三郎氏の理論を用いている点は評価できます。このため当該書でも指摘していますが、小野・春日・栗田・佐々木・安倍の各氏のルーツが『半島からの帰化人』ではないことになります。もっとも半島の一部は倭国でしたので大きな問題ではありませんが。

良書と言えますが、日本史で受験する生徒は読まないほうが良いと想います、未だに故上田正昭京都大学名誉教授の影響は残っておりますし、唯一物史論も一部正しいと想いますので。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています


いい本を読みたい
古代史好きは必読、その他の人も是非、という本
2017年3月31日に日本でレビュー済み

落合氏の博識を思い知らされる一冊。
聖徳太子が竹田皇子というのは、古代史好きで色々情報を持っていて、でも蘇我氏が聖徳太子説、聖徳太子不在説、聖徳太子渡来人説に素直に納得できていなかった人には、一番しっくり説と思えると思われるし、考証が書かれているので納得性も高いはず。
現代は過去と不可分ということを知るためには避けて通れない一冊。是非多くの人に読んでもらいたい本。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています


moru
欠史八代の存在を証明する唯一無二の書
2016年5月14日に日本でレビュー済み

もし、あなたが日本人として日本の歴史を本当に知りたいと思うのであれば、本書は必読です。
日本の歴史とは何か。それは、天皇の歴史です。それでは、天皇の歴史が書かれた書籍がこれまでにあったか。残念ながら皆無に等しいでしょう。古事記や日本書紀、明治天皇以降を取り扱った書籍は巷間でよく見かけますが、それはあくまで神話や近代史をテーマにしたフィクションに過ぎません。

フィクションではない日本の歴史の真実はどこにあるのか。それは「欠史八代」です。欠史八代が分かれば、日本はおろか世界の歴史の真実が見えてきます。

その欠史八代の存在を論理的に証明し、欠史八代が進めてきた極秘計画を鮮明に描き出した唯一無二の書籍、それこそが本書「天皇と黄金ファンド」です。

「歴史は繰り返す」という有名な故事がございますが、"偶然"繰り返すのではありません。"必然”なのです。本書はお読み頂ければ、この意味が理解できるでしょう。

さらに本書は、歴史学に関わらず、哲学、政治学、数学など様々な専門分野を超えた本質的、かつ究極的な学問として完成しています。既存の学問で満ち足りていない方には、最優先でお勧めいたします。
37人のお客様がこれが役に立ったと考えています


tky_kws
洞察力を磨くための最高のテキスト
2016年5月9日に日本でレビュー済み

歴史の本質は「相似象」と語る落合莞爾先生。本書でも様々な相似象が紹介されている。
・崇神の国譲りと応神開国と明治維新、
・大化の改新とマイナンバー制度
・神武王朝に始まる「満鮮経略」と今日の「北東アジア問題」、等々。

今まで学んできた常識を前提にすると、これらを相似象と認識することは出来ない。本書に限らず落合シリーズを読むときには、自分を白紙にする必要がある。

また、落合先生が与えてくれるヒントを自分なりに検証しても、消化不良の状態が続き簡単に理解は出来ない。それでも考え続けることで、何かのきっかけで自分なりの納得が得られるようになる。落合シリーズに向き合うということは武道の修養のようでもあり、「学ぶ」ということの本質を改めて教えらる。

安易に知識を得たいという人には不向きかもしれないが、瑣末な情報に惑わされずに本質を把握する洞察力を磨きたい人には「最高のテキスト」だと思います。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています


39tok
なぜ、この列島を防衛しようとしたんだろう。
2016年12月21日に日本でレビュー済み

近著2冊を読んでからの後戻りですが、先の「天皇とワンワールド」からの展開がより詳しく見えてきました。他のレビューにある通り、これは落合流「古代史版」史観ですので、トータルで理解しないとかなり辛いと思います。近著のレビューに私が書いた「出戻り組コンセプト」の件も、この本にハッキリ謳われていたので納得です。落合さんは、第9章「遺伝子人類学で崩壊する渡来史観」において、Y染色体の話をされていますが、女性のミトコンドリアDNAの関係が抜けています。半島の女性たちが縄文の血を引いている研究こそが、渡来史観を崩壊させる重要なポイントです。かつて縄文の血を引く男達はほぼ殺され、女性だけが分捕りされたわけですね。それと、驚くべきことに山縣有朋の関わりを述べていますが、やっぱ元勲山縣ははっきり言ってコノヤロウです。本人の信仰は知りませんが、かなり確信犯的な行いですね。

さて、やはり圧巻は第2章の『「大兄・大后」は國體黄金の管理人』でしょう。この章の中味が本のタイトルとなっているといっても良さそうです。かなり分かり易く書かれてあると思いますよ、私は。全く問題を感じないわけではありませんが、氏のおっしゃりたいことはしっかり伝わってきます。

全体を通し私が感じるのは、こちらへのウバイド文明の伝播は、どうやら本家筋が来たとみなければ辻褄が合わないような気がしています。きっと、争いのない世界共同体を目指していたのでしょうか。縄文の世界は正に理想郷だったのだろうと思います。そうでなければ、日本の精神的支柱たらんとマニ教を広めようとしたり、早く国力を増強して騎馬系に対抗しなければ、と考えたりするはずもないですよね。私はそこに多分に善的な匂いを嗅ぐのですが、如何せん人口が多くなると通底しませんしご苦労な事です。歴史の中では、組織「國體側」もかなり変貌を遂げてきたのではないでしょうか。

最後に、落合氏も評価する大平裕氏の『知っていますか任那日本府』は、私も読みましたが、素晴らしい内容です。また、先に挙げたミトコンドリアDNAの話は長浜浩明さんの本からの引用です。落合氏の説くかなりの「偽装死」により、結構人が移動するようですが、中にはきっと郷愁にかられ生まれ故郷の大陸や半島に里帰りした人も居たんでしょうね。帰りはしたものの、やっぱあっちの方が良かったなって、ずっと言ってたんじゃないですか。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています


e3gogo
洞察力の凄さに感動すら覚える
2016年5月9日に日本でレビュー済み

まさに真贋の森に迷い込んだような気分に陥るが、不思議と違和感が無かった。群盲象を評すという言葉があるが、露呈する部分的な事実はそのままでは関係の無い者には事象だけしか記憶されず、その裏にある真実は、全てを網羅しなければ知る術が無い。優れた世界観と洞察力がなければ荒唐無稽の話で終わって仕舞うであろう端々の歴史の解れはそれ自体が真実を読み解くキーなのである。

今のITの進んだ(のか?)世の中、事実(であろう)事象が安易に世に出て素早く伝わるが、昔からある噂や言い伝えなどは優れた記録装置で、紙に書かれ、いいように改ざんされた歴史を紐解く鍵が隠されている。今までに書かれた歴史書や歴史学者が絶対に相容れられない部分に真逆から切り込んでこそ真実が浮かび上がる。
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています


備山
繰り返される「型」
2016年5月16日に日本でレビュー済み
繰り返される「型」こそ日本史の奥義だ。その意味で著者の言うとおり、古代史を理解しなければ大塔政略も堀川政略も現代史も理解できないことになる。

本書は情報量が多く、何気ない一文も私たちの歴史常識に訂正を促す性質をもっているため、本来要約なんぞはできないが、いくつかその意義を記して書評としたい。

第一は、大兄、湯沐令の真相解明を通じて國體の「金」について初めて明らかにしたことだ。「金」のファンドとしての機能に早くから気付いた(むしろ与えた)國體の歴史には驚嘆せざるをえないが、渟がエジプトのヌブと語源を共有するという指摘に至っては、史家に対して、重大に秘匿された日本國體の秘密を解明する糸口が与えられたと言って良いと思う。

更に本書の意義の第二は、著者が「吉薗周蔵手記」を通じて年来の考究課題であったアマベの真相解明も果たされたことだ。「吉薗手記」中で、妖艶とさえ言える魅力を放つアマベに関する証言は、読む者をしてこれが真相と思わせる迫力があったが、著者は20年に及ぶ考究でついにその正体を破ったわけだ。これはとてものこと余人には為しうるところではなく、もはや神業としかいいようがない。

第三は、聖徳太子の背景、あるいは太子そのものに関わる歴史を整理したことだ。およそあらゆる史料を突き合わせて、矛盾なく説明するのが史家の役割であるが、國體の歴史を総論として、佐伯氏を正しく位置づけながら、オモテの皇統譜を綺麗に整理してみせた。

最後に言うまでもなく壬申の乱である。天智天皇、天武天皇については、その不可思議な経緯から様々な説が出ていたが、大兄の呼称を糸口として綺麗に整理してしまった。落合シリーズで繰り返された知見がここでも見事に達成された。すなわち天皇に南も北もないのだ。

あとがきによると、一旦古代史はおいて近代史に戻るようだが、是非平安~鎌倉の世界にも筆を進めて、いずれ落合通史として全集を刊行してほしいというのが一読者としての望みだ。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています

南十字星少しだけ
タイトル間違い
2016年11月10日に日本でレビュー済み

タイトルに惹かれ、本屋で中身を確かめることなくネットで購入したが、分厚い中身の大半は古代史のマニアックな細かすぎる人間関係の「推測」が大半で、肝心の天皇家と金に関する著述はおそらく全体の2%以下しか書かれていないのではないか。それも「ワンワールド勢力が運んできて天皇家に渡した」とだけしか書かれておらず、その肝心な部分への広い事実展開および深い考察は一切なし。なんでこのタイトルにしたのか、単に注目を集めるため出版社の悪知恵と勘ぐってしまう。古代史ファンには面白いだろうが、現代政治から興味を持ってこの本を購入した向きにはがっかり以外の何ものでもない。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています


hermit
デタラメもここまで来ると
2016年5月8日に日本でレビュー済み

デタラメもいいかげんにしろ。デタラメもここまで来ると犯罪だろ。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています



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http://calseed.blog31.fc2.com/blog-entry-54.html
明治維新は成功し、明治時代は新政府の描いたとおり資本主義の基礎を固めていきます。そして、基礎が固まったところで富国強兵に邁進していきます。その後、日清戦争、日露戦争を勝ち抜いていきます。特に、日露戦争は世界中に日本不利と見られていた中で、勝利を収めます。

この勝利の背景には、日英同盟、さらには金貸し・武器商人としてのロスチャイルドがいたことは公然の事実のようです。明治維新もグラバーを中心としたフリーメーソン(ロスチャイルドの意向?)が仕掛け、明治から大正にかけての日本の近代化においてはロスチャイルドが果たした役割は大きいようです。

その後、大正、昭和初期も一時的な不況を乗り越え、日本は近代化に邁進していきますが、とうとう第二次世界大戦に突入していきます。第二次世界大戦からは、日本を操る勢力が、これまでの欧州系から米国系に変わっていくようです。真珠湾攻撃は、米国のシナリオどおりだと言われていますし、山本五十六に至っては米国のスパイ説まであります。英国に代わり米国を世界覇権国にしていくために、米国がアジアの拠点である日本を統治する必要があったのでしょうか。日本は米国のシナリオどおり開戦し、最後は原爆まで落とされ敗戦します。

このように米国が日本を第二次世界大戦に引きずり込んでいくのですが、その大きな理由の一つとして、米国は天皇が保有する莫大な量の金塊が狙いだったのではないか、という説があります。

これを唱えているのは作家の高橋五郎氏です。著書「天皇の金塊」で衝撃の告白をしています。

天皇の金塊  (2008/05) 高橋 五郎
この著書によると、終戦直前に日本が海外に保有していた金塊は14万1000トン。(完全な天皇名義は2万4000トン、他バチカン名義1万4000トンも含まれるそうです)としています。日本国内にも相当の金を保有していたようですから、当時圧倒的に世界一の金保有国だったようです。

2005年の世界の公的部門の金保有量が約3万1400トン(日本は765トン)ですから、いかに大変な量であることが分かります。ちなみに、現在の価値に換算すると約460兆円(天皇名義は約80兆円)になります。とんでもない額です。

(参照:金の保有量)
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=158944

これだけの金塊を何故日本は持っていたのか?それは1931年の満州事変以降、日本軍がアジア12カ国から戦利品として奪った金塊だそうです。

第二次世界大戦が開戦し、これらの金塊は一旦フィリピンに集められたようですが、米国の海上封鎖作戦により国内へ移動させるのを断念し、フィリピンに保管していたようです。しかし、敗戦濃厚となった1945年6月1日に日本軍が、フィリピンの175か所のトンネルを爆破により埋めて隠したそうです。これが、山下財宝、『金の百合』と言われるものだそうです。

その後、日本は敗戦し、米国も見つける事ができずにいたらしいのですが、現地人の噂を知ったフィリピンのマルコス元大統領がその一部を発見したようです。そこから米国が『金の百合』の全貌を知るようになったようです。

国際法上では、見つかった金塊は、連合軍とフィリピンの所有物になるそうです。しかし、米国はそれを許しません。マルコスは1986年に失脚し、米国に亡命します。表向きはフィリピン民主化運動でしたが、実際はこの金塊に関連して米国が仕掛けたようです。そして、今では、この莫大な金塊は米国が完全に管理しているそうです。

ただし、金の流通を取り仕切っているのは当時からロスチャイルド。ロスチャイルドの許可なしに米国は勝手に処分できないようです。従って、天皇名義とされているものは、米国が管理しているものの、金市場の世界では今でも天皇の所有物という認識のようです。

ここで、思い出すのは2007年11月に来日したデイヴィッド・ロックフェラーです。秘密裏に天皇と会って100兆円拠出を要求したという噂があり、当時の福田首相がこれを拒否し、その結果として辞任したとされています。D・ロックフェラーが政治問題で天皇に会うのはおかしい、と思っていたのですが、この『金の百合』が目的だったのかも知れません。ぴったり辻褄があいます。

また、この本では、戦後の日本の急成長は、『金の百合』のおかげとされています。

米国は、日本を属国にするため、勝手に処分できない『金の百合』の天皇名義部分を担保にし、金を集めファンドを作って日本の企業等に貸し付けたそうです。それがあったからこそ、日本経済は急成長できたそうです。これがいわゆるM資金の一部なのかも知れません。

日本は短期間で急速に戦後復興し、世界が驚くべき急成長を遂げました。この背景には、先人の大変な努力があったのは間違いありませんが、それだけが理由ではないのかも知れません。属国日本とすべき、米国の意図、ロスチャイルドの意図も大きな理由ではないでしょうか。その資金源として『金の百合』が存在した、と高橋氏は結論づけています。現在でも米国が、日本に100兆円以上の米国債を買わせ、換金を許さないのはこのような背景があるのかも知れません。

また、高橋氏は、『金の百合』ファンドの運用益が日本政府に毎年数千億円はいっており、これが本当の霞が関埋蔵金であると指摘しています。この事実は政府の中でもほんの一握りの人物しか知らないことだそうです。

「天皇の金塊」は、さわりしかご紹介できませんが、大変衝撃的な本です。驚くべき事実が次から次に出てきて、俄かには信じられません。

しかし、明治維新後の日本の成長、そして背後に潜む欧米系の闇の勢力の動向、最近のD・ロックフェラーの動き、そして何と言っても世界でも一目置かれる天皇の立場。これらを勘案すると、すべてが創作話しには思えません。

この本が出版されたのが2年前。普通なら出版できないような内容です。闇の勢力に時代転換のための何らかの意図があるのかも知れません。



日華の金塊

日華の金塊

昨年10月のレポートでは、日本はダメだ、ダメだと言われながら、円という通貨が市場で一番評価されている理由の一つかもしれないということで、「天皇の金塊」(高橋五郎著)という、人によっては、トンデモ本に分類するかもしれない大変興味深い本を紹介させていただいた。ところで、小生がレポートでも時々紹介・引用する元外交官原田武夫氏がこの5月に高橋五郎氏の本の内容を補強するような本を出版した。

小生は、東大出の元外交官がこのような本を敢えて出版したことに正直、驚愕している。真贋は兎も角、あまりに興味深い分析のおもしろい本である。

推理小説の一つとして楽しんでいただきたい。

その本は、「狙われた日華の金塊」原田武夫著(小学館)である。

ところで、あなたは、戦前、日本銀行の大株主だけでなく、日本の主だった会社の大株主であった天皇の資産が戦後どうなったのか、知っているだろうか。また、明治維新から現在に至る日本の本当の歴史を教科書以外で学ぶ機会があっただろうか。

金塊の有無はともかく、勉強になる本である。



以前のレポートから引用させていただく。

(引用始め)

~日本の「円」が市場で一番評価されている(円高)本当の理由とは?~

~中略~

そして、もう一つ、全く一般の方々が想像もしない要因が隠されているとも言われている。

~表向きは禁じられた「金保有」~

ニクソン・ショック(1970年)後、一国の通貨の価値は、基軸通貨ドルとの相対価値となった。金本位制に準じた金の裏付けが、それ以降、全くなくなったのである。

一国の経済は、通貨の価値により大きく左右される。有事の際は、その国の通貨が暴落し、価値が0になる=紙クズになる恐れがある。実際、ロシアやアルゼンチンなどは国家破産により通貨は暴落した。第2次大戦後、日本の”軍票”と呼ばれた戦時紙幣などは、まさに紙クズとなった。であるから、各国はニクソン・ショック後も、金(ゴールド)を保有し続けた。それがその国の最悪の場合の通貨の保証となるからである。

ところが、下記の数字を見ていただきたい。

1997年当時のデーターで恐縮だが、日本は圧倒的に外貨準備高で群を抜いているにも係わらず、その内訳に占める金の保有量は1%にしかすぎないのである。内訳のほとんどは、外国為替である。

<各国の外貨準備高(1997年12月現在/単位:100万米ドル)>

国名 合計 金 外国為替 その他 金の割合

フランス 55,929 25,002   27,097  3,830   45%

イタリア 77,545 21,806   55,431    308   28%

米 国  69,960 11,050   30,810 28,100   16%

イギリス 38,250  4,810   30,800  2,640   13%

ドイツ  85,349  7,762   69,853  7,734    9%

カナダ  17,969    146   15,122  2,701    1%

日 本 220,792  1,144  207,866 11,782    1%

これはどういうことなのか? 日本政府は国を守ろうとする気はないのだろうか?

実は、日本は金の保有量を国際的に制限されてきたのである。あまり公にはなっていないが、1975年の第1回サミットに先だって行われた10カ国蔵相会議で、当時の大平大蔵大臣は「日本は現在保有している金の総量を一切増加させない」と同意した(させられた。)さらに、1985年のプラザ会議でも「日本の金準備は外貨準備の1%に凍結する」と決定されたのである。 

このような同意や決定が、なぜ、なされたのか?

その後の日本経済を見ればわかってくるだろう。日本をアメリカの”属国状態”にするためである。すなわち、米国の借金のツケを日本に押しつけるために米国債しか買わせないように仕向けたのである! むろん、その米国債も勝手に売ってはいけない、売ったら日本が所有するアメリカの資産をすべて凍結する、と脅されたのは言うまでもない。

そして、ブラザ合意後、円高を進行させ、日本のバブル経済を生み出し、一気に破裂させ、暴落した日本株を外資が買い漁っていったのである。

しかし、もし金が本当に756㌧しかないなら、とうの昔に日本経済は壊滅状態になっていたのではないか。日本を“生かさず殺さず“の欧米の日本戦略の基盤となり、なおかつ、こんなひどい仕打ちにも、“耐え難きを耐え、忍び難きを忍んできた“日本の生命線が、どこかに隠されているのではないか。

~日本の隠された力~

日本が、米国にこれほどのお金(一説には官民併せて800兆円)を貢ぎながら国家を運営できるのは、なぜなのか?

金(ゴールド)の保有を制限された日本の”弱者”ぶりは明らかだ。

表向きは、欧米の言うがまま為すがままにせざるを得ないのは、”敗戦国”としての十字架を背負わされているからだろう。

たしかに、欧米の立場に立てば、戦後これだけの経済的発展を遂げさせたのは、GHQ政策から日米安保体制など米国をはじめ西側諸国の意図的に支えてきたからだという側面も否定できない。

「誰のお陰で飯が食えているんだ?」と女房に悪態をつく暴力夫の米国に、せっせと貢ぐ日本。まるで被虐と加虐の趣味があるかのような日米関係。

しかし、そろそろ、そんな関係も終わりに近づいているのかもしれない。

日本が保有している金は、756㌧。これは政府が公表している数字だが、時価に換算すると約2.2兆円分しかない。しかも、その金塊は、ほとんど日本にない。日銀の金庫には保管されていないのだ。どこに保管されているかと言えば、これがまたアメリカ。ケンタッキー州・フォートノックスにあるFRBの地下金庫だ。(『007・ゴールドフィンガー』のラストシーンで使われた舞台)そこには、日本だけでなく、世界中から集められてきた金塊がそこにあるという。

IMFや世銀(世界銀行)が発展途上国(属国)から担保や準備金として集めてきた金塊だ。金取引の際には、その国のブロックにある金塊を台車に乗せて取引先の国のブロックへ移動させるだけである。勿論、何かあれば、すぐに没収できるわけであるから、いわば”人質”のようなものである。

ニクソン・ショックは、表向きの”ドル・石油本位制”へもっていくための口実であって、実は、世界経済を裏側で支配している”覇権通貨”は、今でも本当は金だと認識すべきだという意見がある。

だから、人質にもなりうるし、脅しも効くのである。

金を奪われた国は滅びるのである。(かつての帝政ロシアロマノフ王朝もそうだった!)

逆に金を多くが持つ国が、経済覇権を握るのである。

その金争奪戦こそが、真の経済戦争であり、そのために政治も国家も戦争もテロも利用するのである。(であるから、現在、表向き米国の覇権が揺らいでいるのも、米国から金が流出しているというのが、真相ではないか。米国が発表している金保有高は本当なのか。)

したがって、日本がこれだけ痛めつけられても世界一の債権大国だということは、なにを隠そう、莫大な”覇権通貨=金”を隠しているからだと考えるべきなのかもしれない。そうでなければ、たった756㌧の金で日本経済がもつわけがない。

そのように考えていくと、日本には、1万トン以上にも及ぶ「天皇の金塊」が隠されているという話が俄に信憑性を帯びてくるのである!

「円高で大変だ!」というマスコミ報道を聞きながら、また、格差社会、授業料を払えない子どもたち、派遣切り、そう言った日本経済社会の状況を見ながら、何故、世界で日本の「円」という通貨が一番強いのか=評価されているのか、あなたは素直に考えてみたことがあるだろうか?

また、自国の通貨が強くなることを大変だと騒いでいる日本のマスコミの不思議さに気がついたことがあるだろうか?

自国の通貨が強くなって滅びた国は歴史上、存在しないのだ。

そう、考えていくと初めは荒唐無稽だと思われた「天皇の金塊」という本に書かれたことが、案外、本当かもしれないと思えてくるはずだ。

ところで、「天皇の金塊」という本には、次のようなことが書かれている。

・明治政府以降、日本という国が世界的金融財閥(ロスチャイルド)の政策によって 動かされてきた、日本の天皇家とイギリス王室との密接な関係。(隠された主従関係)

・第二次世界大戦のときまで日本がアジア各国から略奪してきた大量の金塊(『黄金 の百合』と呼ばれる)が、日本の戦後復興の担保となりファイナンスに使われてきたこと。

ちなみにそれはフィリピンの山中などに今でも存在しており、かつて小野田少尉(陸 軍中野学校卒)が、フィリピン山中から出てきて世間を驚かせたが、それは彼が金 庫番をしていたからだということも書かれている。そして、小野田氏は口封じのためすぐにブラジルに事情をよく知る笹川良一氏によって移住させられた。

・第二次世界大戦をはじめとする戦争が世界的金融財閥の企画立案によって起こされたものであり、その資金の出し手として日本が大きな役割を果たしてきたこと。

つまり、日本は大きなダメージを負った「敗戦国」という表向きの結果と裏腹に、 金融においては驚異的な戦後復興を遂げた「戦勝国」としての裏の顔を持つことなどが、この本に書かれている。                (引用終わり)

原田氏が「狙われた日華の金塊」で書いていることを一言で言うと、

「アメリカ勢が、『計画倒産』までして奪おうとしているのは、日本勢と華僑・華人ネットワークが退蔵する『簿外資産』=金塊である」ということである。

そして、以下のようなことが述べられる。

予測分析シナリオ「ネオ・ヘイブン」
◎今、目の前で起きているのは単なる景気循環の一シーンではない。

無限に富みをためることを良しとする欧米流の資本主義が行き詰まるなか、「新たなる資本主義」(エマニュエル・トッド氏が言うゆるやかな保護主義、ブロック経済圏)へと移行するプロセスである。

◎金融メルトダウンの結果、景気回復の後の巨額の財政赤字に耐えきれなくなった国民国家が続々と破産(デフォルト)するのが起爆剤となる。

◎その後に起きることの方向生は二つある。

国民国家より大きなマーケットをつくるべく、新しく「地域統合」が始まるのが一つ(PLAN A)。

もう一つが国民国家より小さなマーケットで満足できる体制をつくるという「地域分割」である。(PLAN B)(ジャック・アタリ氏が「21世紀の歴史」で述べている国家の枠がゆるくなること。)

◎米欧勢が続々とデフォルト、あるいはそれに類似した展開を見せていく中、よりマシなマーケットとして選ばれるのが日本。

世界中からマネーが殺到することで「日本の時代」が少なくとも2011年までには訪れる。

原田氏は、欧米勢が恐れているのは、「アジアの退蔵性向」だと書いている。

集めた富を、とにもかくにも貯め込んでしまうという性癖のことを「富の退蔵性向」と呼び、この「退蔵性向」は日本勢だけでなく、実はアジア全体について当てはまることが知られている。

打ちのめしても、打ちのめしても必ず這い上がってくるアジア勢。だからといって打ちのめす手をやめてしまっては、今度は欧米勢自身が衰退するしか道がなくなってしまう。だからこそ、欧米勢はあらゆる手段を使って、「アジアの退蔵性向」を打ち壊そうと躍起になってきた。

「アメリカ勢が全面に出る形で、アジアに広められた金融資本主義と、それにまつわるあらゆる道具立てが、この目的のためにだけ費やされてきたといっても過言ではない。」と氏は指摘している。また、欧米は、途轍もない先進国だと日本人は勝手に思い込んでいるが、1820年の時点で、世界の富の57%がアジアにあったという指摘も大変興味深い。そして、再び、2020年には、アジアの富が欧米を凌ぐことになるらしい。

では、デフォルト劇の後の、アメリカ勢が描く、『その次の時代における復活劇のシナリオ』とは何か?

その鍵を握るのは、ヒラリー・クリントンであり、その際の足がかりは「知的財産権」と「原子力」の二つ。

この種子ビジネスで悪名高いのは、アメリカ系GMO関連企業最大手の「モンサント社」だが、欧州勢の中には、「モンサント社をヨーロッパに入れるな!」という声が高まっている。

彼らの手口は、「麻薬Gメン」ならぬ、「遺伝子組み換え作物Gメン」が、何の予告もなくスーツに身を固めて農場を訪れ、種子の利用料を払わないで大量のGMOを栽培していたことを確認された農家を待っているのは、多額の賠償金請求なのだ。

この悪名高い、モンサント社の子会社である、”デルタ・アンド・パイン・ランド社”が、開発したGMO技術によって、1回の収穫しか出来ない作物のタネが、すでに完成している。(ターミネーター技術)

しかも恐ろしいことに、一度この種のタネに浸食されたら最後、そこでの耕作を続けるためには、それを永遠に続けなければならないという、まさに食糧兵器。

食糧安全保障という美名の下、穀物を用いた知的財産権ビジネスの拡大を狙うアメリカ勢。これに対し、「待った」の声を、かけ始めたのが欧州勢。

それは、パンの原料である小麦にまでアメリカ勢がGMOの触手を伸ばし始めたからだ。

そして、この「種子ビジネス」と共に、もう一つ、アメリカが目論んでいるシナリオが、ゴア元副大統領が広告塔を務めた「地球温暖化、CO2削減」という環境ビジネスとセットになった「原子力ビジネス」だ。

そのために米国は、核兵器の原料となる”トリウム”や”モナザイト”の宝庫である、「インド」や「北朝鮮」の利権争奪に躍起になっており、拉致問題によって日本を埒外におく戦略を北朝鮮と共にしているのだ。そのため、日本は「知的財産権による覇権」という新しいビジネスから、大きく取り残されていることを原田氏は、この本で憂慮している。

発覚した「ニセ金塊」事件。
2010年1月、アメリカから送られてきた金塊を船便で受け取った中国政府は、念のため、3本の金塊を取り出し、穴をあけ、調べたら、金塊は偽物であり、中はタングステンであり、周りに金メッキが施されていたという事件があった。このことは、ベンジャミン・フルフォードのブログにも書いてあったがどうも事実だったようだ。

これらの金塊は、打刻が付されたアメリカ製であり、数年間はアメリカ財務省管理課において管理されていたものだった。

これを知った中国勢は直ちに調査を開始し、その結果、約十五年前にアメリカ国内にある精巧な精錬施設を用いて、合計64万本のタングステン塊が金メッキを施されたことが判明したという。それだけではない。

こうして選ばれた金塊の少なからぬ部分は不法に売却され、世界中に広まっているのだと言う。その金額、約6000億ドル。まさに、これは「金融テロ」である。

もちろん、日本の大手メディアは、この事件について一切報じなかった。

2010年1月、原田氏のネットワークから、重要な非公開情報が飛び込んできたと言う。ここからがこの本の核心である。

ミンダナオに眠る「黄金の百合」。
日本勢と中国勢は、実のところ共同で金塊を管理している。その莫大な量の金塊はフィリピン、ミンダナオ島にある地下金庫に置かれている。現場で直接管理しているのはヴァチカン銀行。この島を跋扈しているいわゆる「反政府ゲリラ」は金庫の見張りをする傭兵であるとのこと。金塊の量はまさに「莫大」の一言に尽きる。

中国勢においては華僑・華人ネットワークの最高幹部たち、日本勢においては、旧華族や旧軍人たちの間の緩やかなネットワーク。そしてこのネットワークが支配している金塊はこの数十年で集められたものではない。大航海時代より始まる東西交易の中で、東アジアへ徐々に集まったもの。もちろんその流れのなかで、旧日本軍による東南アジア、とりわけインドネシアにおける金(ゴールド)の簒奪があった。

アメリカは、この「黄金の百合」のことを知っていて、戦中、戦後、あらゆる手段を講じて探した。その一部はアメリカの手に渡り、天皇同意の上で、敗戦後の日本復興の資金に充てられたと、高橋五郎著書の「天皇のスパイ」では書かれている。

けれども、それを除いても、まだ隠匿されている金塊の量は莫大。そのカギを握る人物の話が原田氏の本に書いてあるがもちろん、事実を明かすことはできず読者には謎のままである。

原田氏は、最終章では、日本人らしく、宗教の話に踏入り、安田喜憲氏の本を引用しながら、自然への畏敬の念を基本とし、現世のあるがままの美しさを肯定し、その叡智に学ぶ、日本勢やインド勢の「慈悲の心」や「利他の行」こそが、世界の新たなモデルであると言っている。そして、日本は、日本人らしくその莫大な金塊で世界を救うべきと原田氏は主張しているのである。

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相手が天皇陛下とはいえ、天下の米国大統領ともあろう人物が、いったい何故ここまで深々と腰を曲げてお辞儀をしようものなのか?

その答えが、原田氏の著書に記されている。

もし、この本に書かれていることが、真実なら、米国にとって本当はどうでもよい普天間基地問題さえ、なかなか解決できない弱腰の国、世界の中で自己主張しない存在感の希薄な国、日本が今までとは違う形での世界の覇権国になる可能性を秘めていることになる。

その意味では、増田悦佐氏の「内向の世界帝国 日本の時代がやってくる」NTT出版という本も興味深い本である。



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